こんにちは、元・印刷屋です。
年賀状に赤い文字で書く事は、使う部分によってはNGとなります。
また、赤文字で書かないといけない部分もあります。
【注意】年賀状に赤文字を使ってはいけない?《年賀状のマナー》
宛名面の切手下の「年賀」は赤文字で書くのがルール《年賀状のマナー》
まず、赤文字で書かないといけない部分は、宛名面に記載する「年賀」の文字です。
私製はがきで年賀状を作成する場合、切手下の「年賀」の文字を書く必要があります。
これは赤い文字で記入するのが、決まりとなっています。
赤文字の「年賀」が書いていない場合は、普通郵便の扱いにされてしまい、年内に配達されてしまう可能性があります。
もっとも、年賀はがきを使う場合は、既に印字されている部分ですので、意識することはないでしょう。
【注意】年賀状の宛名に赤文字は使ってはいけない《年賀状のマナー》
年賀状でなくとも、郵便物の宛名を赤文字で書くのはNGです。
郵便状の規定で、宛名面には黒か青文字を使用する決まりがあります。
【注意】年賀状の本文(副文や添え書き)を赤文字で書くのはNG《年賀状のマナー》
私、元・印刷屋の結論から言うと、年賀状の文章(賀詞以外)に赤文字を使うのはNGです。
年賀状のデザイン面については、特にルールが無いので、文章を赤文字で書いても良し、と説明されるサイトも多くあります。
ただその一方で、赤い文字の文章を嫌う方も多くいらっしゃいます。
その理由は諸説ありますが、名前を赤文字で書くのは失礼にあたる、と言う事から、年賀状の本文に使う事も嫌がる方が多いのだと思います。
中国では祝い事で赤い文字を慣例的に使うこともあり、捉え方は人それぞれですが、嫌がる人が多いと言うことは、使わない方が無難、と捉えるべきでしょう。
年賀状の賀詞「謹賀新年」などは赤文字でもOK《年賀状のマナー》
ただ、年賀状の賀詞については、赤文字のデザインも多くあります。
赤文字や金文字で賑々しく新年をお祝いする意味がありますので、賀詞の赤文字についてはOKと言えます。
【まとめ】年賀状のマナーについて 《2022年寅年》
年賀状のマナーに関する記事のまとめです。意外と知らない年賀状のマナー。是非チェックしてみて下さい。
以上、元・印刷屋でした!