上司や目上の人に送る年賀状賀詞のマナー

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こんにちは、元・印刷屋です。

上司や目上の方に送る年賀状、送る前に年賀状のマナーについて確認しておきましょう。

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上司や目上の人に送る年賀状賀詞のマナー

賀詞とは年賀状で使う「あけましておめでとう」や「謹賀新年」などの言葉。賀詞選びにも、伝統的なマナーがあることをご存知でしょうか。
上司や先輩など、目上の人に送る年賀状であれば、知らないと困るマナーがあります。ほんのちょっとの豆知識で、年賀状を受け取った方からの、あなたへの評価が変わるかもしれませんよ。

あなたはどれを選ぶ?賀詞の種類について

賀詞の種類は大きく分けて3つあります。

漢字
 例)謹賀新年、賀正、寿、など
日本語の文章
 例)あけましておめでとうございます、謹んで新春のお慶びを申し上げます、など
英語などの外国語の文章
 例)Happy New Year、Bonne année、新年快乐、など

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

上司や目上の人に送る年賀状賀詞のマナー 《漢字の賀詞》

比較的、年齢層の高い方に人気なのが、和風デザインの年賀状。その場合、漢字の賀詞を使うことが多くなります。
漢字の賀詞を選ぶ際は、その文字数には注意が必要です。会社の上司など目上の方には、正式な賀詞とされる4文字の賀詞を選びましょう。
2文字や1文字は、4文字の略式とされているため、失礼と見られることがあります。

一方、2文字や1文字の賀詞は、デザイン的にお洒落なデザインが多くあります。「福」「寿」などの文字がはがきの中心に大きくレイアウトされたデザインも多くあります。この場合の注意点ですが、賀詞を2つ入れることは二重賀詞とされているので、形式を重んじる方はに出す場合は、こちらも控えるべきと言えます。上司や目上の人ではなく、友達同士の場合は、あまり気にする必要はありません。

年賀状印刷のサービスでは、デザイン(イラストや背景)と賀詞がセットになっている場合が多いです。組み合わせを変える事が出来ないため、気に入ったデザインがあったら、賀詞も決まってしまいます。

組み合わせを自由に変えたいなら、レイアウト変更の自由度が高い、しまうまプリントがおすすめです。デザインと賀詞の組み合わせを自由に選ぶ事が出来ます。

一番おすすめ、相手に気持ちが伝わる賀詞 《文章の賀詞》

正式な漢字4文字の賀詞も良いのですが、友達同士、上下関係をそれほど重んじない会社やグループであれば、私は文章の賀詞をおすすめしています。なぜかと言うと、誰にでも分かりやすい言葉だからです。
日本では「恭賀新年」「謹賀新春」などを、会話で使用することはまずありません。これは形式的な書き言葉だからです。「あけましておめでとうございます」も形式的ではありますが、話し言葉であるため内容は伝わりやすく、自然に受け取る事が出来ます。

また、目上の方にも失礼にならず、使いやすいのが文章の賀詞です。少し硬めな文章もありますので、正式な文章として受け取ることも出来、幅広く使いやすいです。
お子様を含め、家族で共通の年賀状を使う場合は、気軽に使える「あけましておめでとうございます」がベターです。

A Happy New Yearは間違い?《英語などの文章の賀詞》

日本以外の国で、年賀状を送る習慣(元日に届けることを重んじる)は、ほとんどありません。その中で、英語の賀詞を使用する方が多いのは、横書きのデザインにマッチするからでしょう。決して、英語圏の人に送るのが理由と言うわけではありませんよね。

英語の賀詞は、仕事でお世話になっている方向けに送るのではなく、友人同士でのやりとりに適しています。

また、デザインの雰囲気に合わせて、そのほかの国の言葉で送るのも良いでしょう。
自分の興味のある国の言葉を使えば、自分自身のプチアピールにもなります。

なお、不定冠詞「A」を用いて「A Happy New Year」を賀詞にするのは誤りなので、注意しましょう。不定冠詞の「A」は、クリスマスのお祝いの言葉「Merry Christmas and a Happy New Year」の表現を使う場合の不定冠詞なので、後半の部分だけ切り取って、賀詞として使用する場合は、不定冠詞の「A」は不要です。

【まとめ】年賀状のマナーについて 《2021年丑年》

年賀状のマナーに関する記事のまとめです。意外と知らない年賀状のマナー。是非チェックしてみて下さい。

以上、元・印刷屋でした。

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