年賀状に手書きのひと言があると嬉しいものです。送る相手に相応しい内容を、文例を含めて紹介します。心のこもった添え書きは、達筆でなくても良いです、ていねいに、相手にふさわしいひと言を自筆で添えましょう。
✔︎ 達筆でなくても、丁寧に読みやすく
✔︎ ひと言を書くスペースを考えた年賀状デザインを選ぶ
✔︎ 自分が書きやすいペンを用意する
✔︎ 誰もが使う「今年もよろしく」はやめておこう
✔︎ 忌み言葉はNG(別れる・分れる、切れる、去るなど)
【文例あり】年賀状の添え書き「喜ばれる」一言メッセージ
送る相手別の、年賀状の添え書きについて紹介していきます。
【文例】お世話になった上司に 年賀状ひと言
年賀状の添え書きで、日頃、面と向かって言いづらいお礼の気持ちを伝えましょう。具体的な事も含めると相手の心にささるかもしれません。
- 昨年、◯◯の件で困っている時に◯◯部長からアドバイスを頂き、良い結果を導く事ができました。本当にありがとうございます。
- 今年は◯◯課長の様に、皆んなから信頼される仕事を目指したいと思います
- 今年の◯◯プロジェクトで結果を出せる様、自分の任務をしっかりとこなしていきたいと思います
【文例】ご無沙汰している友人や親戚に 年賀状ひと言
親戚や遠く離れた友達となれば、年賀状だけのお付き合いの人も多くいると思います。近況をお伝えするのが良いですが、特にない場合は相手の健康を気遣うメッセージを年賀状の一言として添えましょう
- こちらでも朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。そちらはいかがでしょうか。どうかご自愛ください。
- すっかりご無沙汰してますが、FaceBookでは元気な姿をよく見てますよ。たまには飲みにいきませんか?
- こないだ送ってくれた◯◯ありがとうございました。お母さんもとても喜んでいました。いつも気を使ってくれてありがとうございます。
- ◯◯も今年で5歳、よく◯◯おばさんに会いたいって言ってますよ。今度東京にお越しの際はぜひお知らせください。
- ご無沙汰しております、お変わりございませんでしょうか。こんなご時世ですのでウイルスなどに負けないよう、お身体をお大事にしてください。
【文例】同僚や友達に 年賀状ひと言
上下関係のない同僚や友人には、親近感を感じられる温かいメッセージを年賀状の添え書きで贈りましょう。自分や相手にイベント事がある場合は、それに触れるとなお良いでしょう。
- 今年はたくさん会いたいね、こないだの食事会はホントに楽しかったよ
- 近いうちに子供たちも連れて◯◯にでも行きませんか?別途メールしますので
- 4月ごろに東京に行く予定があります、都合が合えば食事でもしませんか
- こないだの結婚式はとても素敵な式でしたよ。これからは家族ぐるみでお付き合いしたいですね
- 引っ越ししてからもうすぐ2年になります。よかったら今年は遊びに来て欲しいです
【文例】お世話になった恩師に 年賀状ひと言
在学中にお世話になった事への感謝の意や、恩師の活躍について、年賀状の一言で触れましょう。
- 在学中は大変お世話になりました 本年もますますのご活躍をお祈りいたします
- 今年の同窓会でお目にかかれるのを楽しみにしております
- 卒業以来お目にかかれる機会がございませんが 教え子として先生のご活躍を誇りに思っております
【文例】脱・今年もよろしく 無難な 年賀状ひと言
手書きのひと言は一人ひとりに違うメッセージを贈る事ができますが、なかなか思い浮かばない場合は、定形の文章を書き添えましょう。けど「今年もよろしく」はやめておきましょう。誰にでも送れる無難なひと言メッセージを紹介します
- ◯◯さんにとって 素晴らしい一年になります様に
- 充実した一年になりますように
- 春が待ち遠しく感じられます
- 今年も一年、頑張ります
- 今年は◯◯な一年にしたいと思っています
- キラキラと輝く年になりますように
- 今年もよく働き、よく遊び、よく飲みましょう
- 今年もお互いに切磋琢磨しあっていきましょう
【まとめ】年賀状のマナーについて 《2021年丑年》
年賀状のマナーに関する記事のまとめです。意外と知らない年賀状のマナー。是非チェックしてみて下さい。
以上、元・印刷屋でした。