こんにちは、元・印刷屋です。
年賀状印刷をネットで注文する方。特に、写真入りデザインで印刷する方は、無料の用紙サンプル請求をしたほうがいいです。
無料用紙サンプル請求が出来るサービス(サンプル請求のページにジャンプします)
年賀家族
アンビエンテ
おたより本舗
挨拶状ドットコム
Cardbox
《年賀状印刷》用紙サンプル請求して分かったこと《5社比較》
写真入りデザインでも、通常の印刷を選ぶ方が多いです。なぜなら価格が安いから。
しかし、印刷された年賀はがきが届いた瞬間、後悔する方が多いと思います。なぜなら通常印刷に使用する、レーザープリンタは写真印刷に向いてないからです。
特に子供の写真などを使う場合、肌の色や質感がうまく表現できないんです。
それなら写真仕上げ印刷ならどれでもいい?
いいえ、用紙サンプル請求をしてみて分かった事があります。
各社、様々な特徴がありますので、用紙サンプルを比較してみたいと思います。
今回は特に「写真仕上げ印刷」の比較です。
年賀家族《印刷サンプル比較》
年賀家族は選べる用紙が3種類ありますので、それぞれ紹介します。
年賀家族の用紙「フォトプリントペーパー」
とてもきめ細かく、上品な仕上がり。銀塩プリント特有の精細な色表現。抜群の品質です。
さすが年賀家族、ナンバーワンの品質でした
年賀家族の用紙「ナチュラルプリント」
元・印刷屋イチオシの用紙。
銀塩プリントではなくデジタル印刷ですが、とても色鮮やかな仕上がり。サンプルでは肌の色や着物の赤が綺麗に発色されていました。
紙の風合いを活かした、落ち着きのある仕上がりでした
年賀家族の用紙「パールリッチペーパー」
こちらも銀塩プリントではなくデジタル印刷。薄っすらと銀色がかった用紙で特色はあるが、肌色の発色は少し不自然になります。
おたより本舗《印刷サンプル比較》
おたより本舗は、銀塩プリントの「プレミアム写真仕上げ」の他に、「フチなし印刷仕上げ」「直接印刷仕上げ」のサンプルが入っていましたので比較してみます。
おたより本舗の「フチなし印刷仕上げ」
おたより本舗の「フチなし印刷仕上げ」は、レーザープリンタでの印刷ですが、用紙に平滑なコート紙を使うことで、はがきへの直接印刷と比較すると、かなり高品質な仕上がりとなります。
ただ、銀塩プリントと比べると、やはり品質の見劣りはあります。
おたより本舗の「プレミアム写真仕上げ」
銀塩プリントの「プレミアム写真仕上げ」。サンプルでは彩度が低くめで、落ち着いた上品な仕上がりでした。
挨拶状ドットコム《印刷サンプル比較》
まず特筆すべきは、挨拶状ドットコムの用紙サンプルにはクーポン入ってる!無料用紙サンプル請求で、330円引きクーポンゲットです。
それでは比較です。
「プレミアム写真仕上げ」は銀塩プリントでは無いのですが、彩度も高く発色がとても良い。肌の色は自然に、とても明るく見えます。
表面は印画紙の絹目調で、光沢感も丁度よい。これはおみごとな仕上がりと言えるでしょう。
銀塩プリントと比較しても、肉眼で見るレベルでは遜色ありませんでした
Cardbox《印刷サンプル比較》
Cardboxのサンプルは、「プレミアム全面写真入り年賀状」と「通常印刷」の2種類。
「プレミアム全面写真入り年賀状」は、銀塩プリントではありませんが、表面を厚めのフィルムで加工していて、しっかりとした感じはあります。しかし、銀塩プリント同様の仕上がりを期待してしまうと、多少のガッカリはあるかもしれません。
アンビエンテ《印刷サンプル比較》
アンビエンテは2種類の銀塩プリントを選べます。が、その前に、サンプルの段階でアンビエンテのデザイン力の違いを見せつけられました。
アンビエンテの用紙「光沢タイプ」
これぞ銀塩プリントと唸らせる仕上がり。写真は意図的にライトを反射させて撮影しています。
「光沢タイプ」の銀塩プリントを選びたいなら、アンビエンテの一択ですね
アンビエンテの用紙「シルキータイプ」
銀塩プリントのシルキータイプは絹目調仕上げ。こちらも文句の付け所のない品質です。
プロデザイナーにお任せのレイアウト。そしてこの仕上がりなら、値段が少々高いのも納得ですね。
以上、元・印刷屋でした!